Stories
Moheim Own Story

STUDIO DOUGHNUTS

「MOHEIMは、デザイナーと手を取り合い、多様な素材と誠実に対話しながらものづくりをしていると感じます。」

鈴木恵太・北畑裕未(設計事務所主宰)
STUDIO DOUGHNUTS

家具やプロダクトを含めた空間づくりを手がける設計事務所「STUDIO DOUGHNUTS」を主宰する鈴木恵太さんと北畑裕未さんのストーリーとは。

MOHEIM OWN STORY vol.6

—— インテリアを手がけるときに感じる「自分たちらしさ」とは、お二人にとってどういったところでしょうか?

空間を創り上げる上で自分たちらしいと思うのは、そぎ落とされた美しい意匠でもって必要な機能を満たしたデザイン(鈴木)と、楽しげでユーモアがありユーザーを刺激するようなデザイン(北畑)の組み合わせです。自分たちとしては、家族としても、仕事のパートナーとしても面白いところであり、売りになる部分なのかなと思っています。

—— 道具選びにもお二人のこだわりがあるように感じます。どのようなことを考えてご自身が使うアイテムを選んでいらっしゃいますか?

アイテムを選ぶときに大切にしているのは、デザインと機能性、それに見合った価格かどうか。そのような要素を比較して選んでいます。ただし最後には出会った時のインスピレーションに従うことが多いですね。

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—— MOHEIMのSOF utility caseを選んだ理由を教えてください。

私たちは「仕事場で使うアイテム」として、SOF utility caseを選びました。仕事柄、プロジェクトを進めていく上で必需品である文具を取り出す時に、スマートに取り出せるものをちょうど探していたんです。このutility caseなら自分の必需品を整理してしまえることが容易に想像がついたのでこちらをチョイスしました。

—— ちなみに、MOHEIMのアイテムのなかで、他にも気になっているものはありますか?

TROLLEYですね。芦沢啓治さんのデザインに惹かれて、気になっているプロダクトです。

—— 最後に、MOHEIMというブランドの印象をお聞かせください。

MOHEIMは、ブランドとデザイナーが手を取り合い、多様な素材(木材・金属・樹脂・皮革・織布)と誠実に対話しながらものづくりをしていると感じます。ほかにも、クリエイティブ・ディレクターが、デザインを手掛けながらディレクションも行って、他のデザイナーとコラボレーションをしているところにも、すごく興味を持っています。

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Profile

STUDIO DOUGHNUTS
http://www.studio-doughnuts.com/

家具やプロダクトを含めた空間づくりを手がける設計事務所。ランドスケーププロダクツで働いていた鈴木恵太と北畑裕未が、2015年より独立、主宰。日本全国のショップ、飲食店の設計やデザインを担い、それぞれのカラーを大切にする仕事で人気を博している。

鈴木恵太(すずき・けいた)/デザイナー。茨城県生まれ。工業系の大学に通っていたが、もともと好きだったデザインを学ぶため桑沢デザイン研究所へ。卒業後、ある家具デザイナーとの出会いからランドスケーププロダクツに入社し、自社ブランドの企画やデザイン、営業まで多岐に渡って担当。2015 年よりSTUDIO DOUGHNUTSとして活動。

北畑裕未(きたはた・ゆみ)/京都府生まれ。京都精華大学プロダクトデザイン学科卒業後、大手機械メーカーのデザイン部門に就職するも、一生の仕事に思えず退社。FHAMSを経て、ランドスケーププロダクツへ。店舗や住宅の内装設計、イベント会場などさまざまな案件を担当。2015 年よりSTUDIO DOUGHNUTSとして活動。