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BEAMS RECORDS × MOHEIM

2023年10月、BEAMS RECORDSとのコラボレーションで、MOHEIMのLINDEN BOXをレコード収納に落とし込んだ別注モデルが誕生しました。

この特別モデルについて、BEAMS RECORDSでアイテムのセレクトから企画・開発まで携わる廣瀬麻美氏とMOHEIMクリエイティブ・ディレクター竹内茂一郎が対談。
このモデルがどのように誕生したのか、また、どのようなシーンで使ってほしいのか…プロジェクトのはじまりから、その使い方まで語ります。
BEAMS RECORDS × MOHEIM

1999年、時代の“旬”と“本質”を音楽で紹介するレーベルとして誕生した『BEAMS RECORDS』。
ジャンルや時代にこだわらず、「今」聴いてほしい音楽、時を経ても色あせない音楽を取り揃えながら、音楽の魅力をさらに引き出すオーディオ製品や、アクセサリーなども幅広く展開。提案するのは「音楽のある豊かな暮らし」です。

そして、2023年10月、BEAMS RECORDSとのコラボレーションで、MOHEIMのLINDEN BOXをレコード収納に落とし込んだ別注モデルが誕生しました。

この特別モデルについて、BEAMS RECORDSでアイテムのセレクトから企画・開発まで携わる廣瀬麻美氏とMOHEIMクリエイティブ・ディレクター竹内茂一郎が対談。
このモデルがどのように誕生したのか、また、どのようなシーンで使ってほしいのか…プロジェクトのはじまりから、その使い方まで語ります。

 


MOHEIM STORY

竹内
まずBEAMS RECORDSさんについて教えていただけますか。

廣瀬
1999年に、まずは音楽レーベルとして立ち上がったのが『BEAMS RECORDS』です。その後2000年にショップをオープンし、音楽レーベルとレコードショップ、二足の草鞋を履くようなかたちで活動をしてきました。時代を経て、現在はレコードショップに軸足を置き、音楽作品はもちろん、音楽にまつわるアイテムを展開するショップとして運営しています。

レコードショップとしては、幅広いものを取りそろえているのが特徴です。例えば、今の時代の最先端を行く音楽から、エヴァーグリーンな魅力のある再発作品まで、さまざまなジャンル・年代のものを取り扱うよう心がけています。

竹内
音楽のジャンルは特に定めていない、ということなんですね。

廣瀬
はい、そうですね。バランスよく、いろんなニーズに応えられるような品揃えにしています。

BEAMS RECORDS 廣瀬

竹内
そのなかでも、こだわっているポイントはありますか?

廣瀬
レコードのラインナップもそうなんですが、ほかのレコードショップと比べて少し違う特徴的なところは、お客様と積極的にコミュニケーションを取るということでしょうか。例えば、ファッションやアパレル関係のお店は、お客様と対話しながら商品を選んでいくことが多いのかなと思いますが、そういった形の接客を我々も目指しているというところはありますね。

竹内
お客様と対話することで、その方の好みや興味をヒアリングしながら引き出してコーディネートする…みたいな印象でしょうか。

廣瀬
おっしゃるとおりですね。BEAMSならではの接客を、こちらのレコードショップでも実践している、というイメージです。

また、音楽の楽曲や作品だけではなくて、周辺機器であるオーディオであったり、音楽に付随したグッズやアイテムなども取りそろえて提案しているところも特徴ですね。

MOHEIM × BEAMS RECORDS LINDEN BOX for 12inch Vinyls

竹内
BEAMS RECORDSで取り扱っている周辺機器のラインナップは、ほかのレコードショップとは少し切り口が違うと思います。機能性だけを求めているのではなく、デザイン性にもしっかり注目していらっしゃって、インテリアになじむプロダクトデザイン、という観点でセレクトしているんだな、と感じています。

廣瀬
そんなふうに感じていただいて嬉しいです。

オリジナルデザインのカセットプレイヤーがここ数年のヒットアイテムなんですよ。アーティストがあえてカセットテープという媒体で作品をリリースすることもあるので、カセットプレイヤーの需要は今も高まっているんです。そういった背景もあり、BEAMS RECORDSでもオリジナルのプレイヤーを提供しています。レコードプレイヤーについても、若い世代の人で探している人が多くて。こちらで取扱しているものは3万円前後のものが中心です。どちらかというと比較的手ごろな価格ながら、しっかりといい音で聴いてもらえるものをセレクトしています。

BEAMS RECORDS 廣瀬

竹内
BEAMS RECORDSの世界観がよくわかりました。

今回のコラボレーションについてお伺いしていきたいと思うのですが、そもそもMOHEIMのファーストインプレッションはどうでしたか?

廣瀬
MOHEIMのことを知ったのは知人からの紹介でした。すごく幅広いアイテムを展開されていて、どのプロダクトにもすごくこだわりを持って作っているのが分かり、ステキだなと感じました。

竹内
ありがとうございます。MOHEIMからLPレコード向けのLINDEN BOXのコラボレーションについてお話しさせていただいたときは、どう受け止められましたか?

廣瀬
ちょうど社内でもレコードを収納できる木製ボックスを考えていた時期だったので、お話をいただいたとき「これはもう、ぜひやりたい!」という気持ちでした。

しかも、MOHEIMというブランドの背景だったり、丁寧なモノづくりだったり…そういったところにもすごく共感できたので、ぜひ一緒にコラボレーションして取り組みができたら、と思いました。

竹内
LINDEN BOXはMOHEIMの中でもロングセラーのアイテムです。その基本の形を踏襲しながら『MOHEIM × BEAMS RECORDS LINDEN BOX for 12inch Vinyls』は完成しました。

MOHEIM × BEAMS RECORDS LINDEN BOX for 12inch Vinyls

廣瀬
まずはじめに、自分がレコード収納を作りたいなと思っていたとき、先ほどもお話しましたが、「木箱」で考えていたんですね。ただ、大ぶりでたくさん収納できる「木箱」は、世の中にはすでに出回っているな…という印象でした。どちらかというと少し容量的にはおさえたもの、つまり、場所を取らずに、日本のさほど広くはない住環境でも邪魔にならずに長く使っていけるサイズ感がいいなと考えました。そのサイズ感に、LINDEN BOXがぴったりだったんですね。

今回の別注モデルは、MOHEIMのレギュラーラインのLINDEN BOXともスタッキングして使えるものになっています。それはもともとのLINDEN BOXのサイズ感が、私たちが考えるレコード収納のボックスにちょうどよかった、というのが理由です。

竹内
日本のティピカルな住環境にもなじむ、という観点からもこのサイズ感になったんですね。

MOHEIM × BEAMS RECORDS LINDEN BOX for 12inch Vinyls stackingMOHEIM × BEAMS RECORDS LINDEN BOX for 12inch Vinyls

廣瀬
デザイン的な部分でいうと、LINDEN BOXが持つ雰囲気も大切にして、BEAMS RECORDSのロゴを控えめに配することも大切にしました。念頭に置いていたのは、インテリアとしてもなじみやすいものに仕上げるということでしたね。

竹内
「インテリアになじむ」というキーワードは、MOHEIMが常に大切にしていることで、そのデザイン性を尊重していただいて嬉しく思います。

この別注モデルのLINDEN BOXですが、どのようなユーザーの方に、どんなふうに使ってほしいですか?

廣瀬
私の頭の中では大きく2パターン思い描いています。

MOHEIM × BEAMS RECORDS LINDEN BOX for 12inch Vinyls

Photo by BEAMS RECORDS

まず、大量にレコードを持っていらっしゃる人。大きな棚の中にたくさん収納されているような方ですね。本当に多くのレコードを持っていらっしゃる方は、レコードを聴こうと思ったときに、棚から探して、引っ張り出して…ということを毎回するのではなく、最近よく聴くレコードは一角にまとめておく…ということをするんじゃないかなと。でも、その置き場所に困って、壁に立てかけちゃったり、平積みで10枚とか20枚くらい置いてしまったり…。私自身もそうなんですが、そのような光景をよく見かけることがあります。そういうこともあって、「最近よく聴くレコードの収納場所」を作ってあげるといいのかな、と思いました。

竹内
なるほど。すごく共感しました。

廣瀬
もう一つは、レコードを買い始めたビギナーの方ですね。まだ大げさなレコード棚を買うほどLPをたくさん持ってはいないけれど、ちょうどいい収納場所があったらいいな…と考えている人がいらっしゃるのではと思いました。そんな方々にも、手に取っていただきやすいサイズ感ということにも配慮しました。

ただ、レコードを持っている人、という枠だけで考えなくてもいいと思っています。使い勝手のいいサイズ感の収納ボックスだと思うので、レコードに限らず、ユーザーのみなさんの想像にまかせて、いろんな使い方を楽しんでいただきたいです。

MOHEIM × BEAMS RECORDS LINDEN BOX for 12inch VinylsMOHEIM × BEAMS RECORDS LINDEN BOX for 12inch Vinyls

竹内
スタッフの方々やお客様からのフィードバックはいかがでしょうか?

廣瀬
ミニマルですが、素材感にぬくもりがあるというところに魅力を感じているスタッフが多いですね。あと形や大きさを見て「使いやすそう」というコメントもありました。特にレギュラーラインのLINDEN BOXとスタッキングして使えたり、別売のLID(フタ)やFLAT DOLLY(キャスター台)と組み合わせができることだったり…、拡張性があり、カスタムすることで使い方が広がるところにも興味を持ってくれる方もたくさんいらっしゃいます。

竹内
ありがとうございます。これからが本当のスタートではありますが、ここまでの開発を振り返って、MOHEIMとのコラボレーションはいかがでしたか?

廣瀬
MOHEIMのモノづくりやプロダクト自体にも、丁寧で真摯な姿勢が表れていると感じています。今回のプロジェクトを通しても、いろいろと細かいところまで、こちらの要望を汲んでくださいましたし、ご一緒できて本当に光栄でした。

竹内
こちらこそ、ありがとうございました。今回の別注モデルについては、取っ手の場所や高さは当然ミリ単位で調整しましたし、ロゴの位置や色味も妥協せずに作り上げました。我々としても、BEAMS RECORDSのこだわりをたくさん取り入れ、実現することができて本当によかったと思っています。



※ 「MOHEIM × BEAMS RECORDS LINDEN BOX for 12inch Vinyls」はBEAMS RECORDSの店頭およびオンラインショップのみでの販売となります。MOHEIMでは販売しておりません。

BEAMS RECORDS:MOHEIM × BEAMS RECORDS / 別注 LINDEN BOX for 12inch Vinyls

 


About BEAMS RECORDS

BEAMS RECORDS 店舗外観

1999年、時代の“旬”と“本質”を音楽で紹介するレーベルとして誕生。

ジャンルレス、タイムレスに今聴いてもらいたい音楽、エヴァーグリーンな音楽を取り揃えながら、音楽の魅力をさらに引き出すイヤフォン、スピーカーといったオーディオ製品や、アクセサリー、バッグなども展開。

あらゆるシーンにおける「音楽のある豊かな暮らし」を提案しています。

https://www.beams.co.jp/beamsrecords/
https://www.instagram.com/beams_records_official/