Stories
Products

NICOLAI BERGMANN HAKONE GARDENS × MOHEIM - 後編

デンマーク出身のフラワーアーティストであるニコライ・バーグマンが日本で得るインスピレーションをより具現化し永続的に残すことを可能にする場所として誕生した「ニコライ バーグマン 箱根 ガーデンズ」。
ニコライ・バーグマン氏もまじえ、今後のMOHEIMとのコラボレーションの可能性について語りました。
NICOLAI BERGMANN HAKONE GARDENS × MOHEIM - 後編

ありのままの箱根の自然を最大限に生かしながら、ニコライ・バーグマンがデザインするガーデンとして唯一無二の場所を目指す「ニコライ バーグマン 箱根 ガーデンズ」。

デンマーク出身のフラワーアーティストであるニコライ・バーグマンが、日本で得るインスピレーションをより具現化し永続的に残すことを可能にする場所として誕生しました。

この場所とMOHEIMのコラボレーションで生まれた、STONEWARE MUGとCOLOR DROPSが誕生するまでの道のりとは。

 


MOHEIM STORY

NICOLAI BERGMANN HAKONE GARDENS × MOHEIM – 前編」より

竹内
MUGにつづいてCOLOR DROPSもコラボレーションアイテムとしてチョイスしてくださいました。

平田
ニコライは「〇(丸)」がフォルムとして好きなんです。ミニマルにまとまるものを好むんですよね。箱根 ガーデンズには、丸をモチーフにしたオブジェがいろいろあるんですよ。

COLOR DROPSは適度な重みも感じられるので、一輪挿すだけでもリッチに見えます。あと、このCOLOR DROPSもMUGと同じ質感なので、そのテクスチャも選択の理由です。

竹内
サイズはオリジナルのものより大きいものにしましたが、そこにもこだわりがあったのでしょうか。

佐々木
ニコライ自身が、アジサイが大好きということもあり、箱根 ガーデンズにはアジサイが約2000株植えられています。シーズンにはたくさん咲き誇って本当に美しい場所になります。

アジサイはご存じのとおり、普通の花よりも頭が大きいですよね。そんなアジサイがきれいに活けられる一輪挿しにしたいと思い、サイズを一回り大きくすることにしました。

NICOLAI BERGMANN HAKONE GARDENS × MOHEIM - COLOR DROPS

竹内
確かに、これぐらいのサイズ感のほうがアジサイのような大きめのお花もバランスよく活けられますよね。大きくすることでCOLOR DROPSの丸いフォルムがより引き立ったと感じています。ニコライさん、いかがでしょうか?

ニコライ
そうですね。とてもかわいいです。カラーコントラストについても、花をつくるときに集中するところなんですが、それもよいものに仕上がったと思います。これも色がとっても素敵ですよね。

それと、一輪挿しや花瓶っていっぱいあるけれど、フラワーアーティストの目線で見ると実際にちゃんと使えるものがなかなかないんです。だから、使いやすい、活けやすいものが完成して本当によかったです。

竹内
あと、COLOR DROPSのスパッタリング(しぶき)のバランスも妥協せずに進めましたね。こだわりぬいた部分や気に入っていただいているところなどを教えてください。

佐々木
やはり、ニコライも言っているとおり、何度も調整に調整を重ねてくださって完成したこのカラーが一番のセールスポイントでしょうか。箱根 ガーデンズらしい色合いにすることができました。しぶきに関しても、理想に近づけるためにカラーと同じく何度も調整してくれたおかげで、とても魅力的な仕上がりになりました。

竹内
このグリーンは絶妙な色味に仕上がったと思います。MOHEIM単独でグリーンの色味を作ることになったら、このようなグリーンにはたどり着かなかったと思います。箱根 ガーデンズに本当にしっくりとなじむこの色味は、コラボレーションで生まれた賜物ですね。

平田
ニコライが考えるカラーグラデーションが、日本人の感覚と違うんだと思います。私たちが近くで見ていても、アレンジメントをするときに意外な色の組み合わせをすることがあるんですが、それがしっくりくるんですよね。そういうセンスの部分が、このオリジナルカラーにも良い形で表現できたんじゃないでしょうか。

NICOLAI BERGMANN HAKONE GARDENS × MOHEIM - COLOR DROPS

竹内
MOHEIMとのコラボレーションで生まれたこれらのアイテムについて、お客様からの反応はありますか?

佐々木
箱根 ガーデンズにはたくさんのお客様が来てくださっているのですが、ガーデンズのアイテムのなかでもコメントを一番多くいただいているのが、このMOHEIMとのコラボレーションモデルですね。実際に購入してくださる人も少なくないです。

平田
デザインに興味を持っている方や、同じ業界の方には特に注目されていると感じますね。

Nicolai Bergmann

竹内
実際の反応をお伺いすると、本当に嬉しいです。MOHEIMのこれからについて、何か期待することがあればぜひお聞かせください。

平田
ニコライは日本の伝統工芸や文化のよさについて「これらは本当にいいものなんだよ」って、日本人以上に理解しています。日本の伝統技法は存続の危機に瀕しているものも多くあると思います。実は、花の生産者も同じような状況のところが多くあり、ニコライはサポートをしています。

MOHEIMというブランドも、いまは埋もれてしまっているような日本の伝統工芸や技法とコラボレーションしてほしいですね。そして、MOHEIMのデザインで新たな命を与えることで「日本にはこんな技術や文化があるんだよ」ということを発信して、一つ上の高みに引き上げてもらいたいです。

佐々木
よりいろんなところで、つまり、グローバルな場面でMOHEIMのアイテムに出会えるようになるといいなって思います。

Shigeichiro Takeuchi, Nicolai Bergmann, Hirata, Sasaki

竹内
MOHEIMは伝統工芸に特化したクラフトブランドではないですが、クラフトマンシップを取り入れたアイテムを多く開発してきました。それはクラフトマンシップへのリスペクトがあるからこそです。

私自身福井で生まれ育って、職人さんやモノづくりの現場をたくさん見てきたこともあるので、その精神がDNAにも組み込まれているのかなと感じています。

平田
ニコライも同じような感じかもしれません。彼の祖父がリンゴ園を持っていて、子どもの頃から植物を育てることや手伝いをすることが彼は好きだったんです。その経験から自然の良さや、自然そのものを共有したいという想いがあって、箱根 ガーデンズを作ったという経緯があります。

竹内
MOHEIMとしてはできるだけ多くの人に手に取ってもらいやすい価格帯で、クラフトマンシップを取り入れつつ、その良さをちゃんと分かってもらえるアイテムをこれからも作っていきたいです。

またニコライ・バーグマンさんとはぜひコラボレーションしたいと思っていますが、ニコライさんとしてMOHEIMと一緒に作りたいと思うアイテムがあれば教えてください。

ニコライ
やっぱりフラワーベースですね。大きくなくてもいいんですが、25~30cmぐらいのものがあれば楽しいんじゃないかなと思っています。これまでに私のオリジナルの花瓶のコレクションは2つくらいありますが、もっとあってもいいかなと思っているので。

ガラス製のもので製作できるのであれば、ボトルグリーンのものを作ってみたいです。花を活けるときれいなんですよ。色を調整するのが難しいんですけれどね(笑)。

とにかく、花を活けるときに「本当に使えるフラワーベース」を作ることができるといいですね。

竹内
ニコライさんとの商品開発、待ち遠しいです。また近い将来、素敵なアイテムをともに作り上げることを楽しみにしています!

 


NICOLAI BERGMANN HAKONE GARDENS

NICOLAI BERGMANN HAKONE GARDENS
ニコライ バーグマン 箱根 ガーデンズは、箱根の大自然が宿る広大な土地を生かしてニコライ バーグマンチームが全て一から作り上げたガーデン。

原生林で覆われていた未開の地を整地し、歩道や階段、グラスハウスであるパビリオン、そしてカフェであるNOMU hakoneまで全て自分たちで作り上げています。
ありのままの箱根の自然を最大限に生かしながら、ニコライ・バーグマンがデザインするガーデンとして唯一無二の場所を目標としています。

特有の色や香りのある独自の自然が生きている箱根。
ユニークな生態の保全を第一に、「ニコライ バーグマン 箱根 ガーデンズ」は日々、自然と融合できる機会を提供し、癒しと新しい発見、インスピレーションを得られるような場所を目指しています。

https://hakonegardens.jp/

https://www.instagram.com/nicolaibergmann_hakonegardens/
https://www.nicolaibergmann.com/
https://www.instagram.com/nicolaibergmann/


ニコライ・バーグマン Profile

最も有名なフラワーアーティストの一人として知られる、デンマーク/コペンハーゲン出身のニコライ・バーグマン。

日本独自の伝統、文化、風土から得られるインスピレーションを最大限に生かしながら、和と洋を融合した独自のデザインで日本を拠点に20年以上活動。
代表作は、2000年に誕生したフラワーボックスアレンジメント。瞬く間に日本中で大ヒットし、今や世界中でフラワーギフトの定番となっている。

有名ファッションブランドのプロダクトデザインやクリエイティブディレクションなども多く手掛け、フラワーアーティストの幅をさらに広げた活動を展開している。