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BLUE BOTTLE COFFEE STONE MUG

素朴な素焼きのようなマットなテクスチャと、シンプルながらも存在感のあるフォルムで高い人気を誇るMOHEIMのSTONEWARE MUG。
この質感とデザインを踏襲し、BLUE BOTTLE COFFEEとのコラボレーションがスタートし、本体やロゴのブルーが鮮やかな「STONE MUG」が登場しました。

STONE MUGについて、BLUE BOTTLE COFFEEのブランド&プロダクト・ディレクターのブサト麻紀子氏と、MOHEIMのクリエイティブ・ディレクター竹内茂一郎が、互いに想いを語ります。
BLUE BOTTLE COFFEE STONE MUG

アメリカ・カリフォルニアのオークランドで2000年代前半に登場し、コーヒー界に革命を起こしたとも称されるBLUE BOTTLE COFFEE。
今は、世界で100店舗以上が展開されていますが、2015年、アメリカ国外初の直営店海外進出1号店として産声をあげたのは、東京の清澄白河ロースタリー&カフェでした。

そして2023年。日本からBLUE BOTTLE COFFEEの新しいMUGがリリースされます。本体やロゴのブルーが鮮やかなカップは、日常の一部となって生活を彩ります。

*「清澄白河ロースタリー&カフェ」(当時)は、現在「ブルーボトルコーヒー 清澄白河フラッグシップカフェ」へ名称変更されています。

 


BLUE BOTTLE COFFEE STONE MUG

MOHEIM STORY

竹内
新たなBLUE BOTTLE COFFEEのオリジナルマグの開発について、MOHEIMにオファーをくださることになったきっかけは、どういったものだったのでしょうか?

ブサト
もともとBLUE BOTTLE COFFEE JAPANとして、新しいマグカップは常に、かつ、ずっと探していたんです。現在、シグネチャーモデルの「清澄マグ」を販売していますが、それをベンチマークとしながらBLUE BOTTLE COFFEEのデザイン性である「シンプルデザイン」で「使いやすい」、そして「コーヒーをおいしく飲める」マグは他にもないのか…と。単純なことなんですけれど、世の中にはマグカップがたくさん存在しているにもかかわらず、なかなかしっくりくるものが見つかりませんでした。

一般的に、私たちはドリップコーヒーを320mlの容量でサービスをするレシピでコーヒーを淹れているのですが、マグが小さいと入れられる量が少なくなるし、大きいと重くなってしまうし…ちょうどよい塩梅のマグカップって本当に見つけることが難しいんです。

Makiko Busato

でも、あるとき、展示会でMOHEIMのMUGを見て、素朴でデザインがシンプルなのにもかかわらず、世界観が完成されているし、BLUE BOTTLE COFFEEにフィットするなと感じました。そして、自然とそこにコーヒーが注がれているイメージがすぐに浮かんだんです。さらにBLUE BOTTLE COFFEEのロゴがそのMUGに配置された様子を想像して、そのときに「このマグカップの世界観を邪魔せずに、私たちのロゴのおさまりもよさそうだ」と感じました。

竹内
STONEWARE MUGで実際に開発を進めようという決め手になった点を、もう少しお聞かせいただけますか?

ブサト
現在BLUE BOTTLE COFFEEで販売しているオリジナルマグは光沢のある仕上がりのものになるのですが、BLUE BOTTLE COFFEEのブランドカラーのグレーやブルーやホワイトがSTONEWAREのマットな質感にとてもなじんでしっくりくるだろうな…と思いました。そして、その予想はまさに的中しました!

実は検討の初期段階では、MUGの素地感を最大限に活かしたかったので、BLUE BOTTLE COFFEEのロゴは本体側面にはなくてもいいのかな…と考えていたんです。でも、社内やグループ全体のフィードバックから、ロゴありタイプも作ることになりました。ロゴを入れてみると、とてもいい感じに仕上がりました!

竹内
グレーモデルは側面にブルーのロゴが、ブルーモデルは側面ではなく底面にロゴを入れましたね。

ブサト
ブルーのモデルはあえて底面にロゴを入れることにしました。コーヒーを飲むときに底のロゴが見えますよね。それがよいワンポイントになっています。

Shigeichiro Takeuchi

竹内
今回、BLUE BOTTLE COFFEEさんが選んだ理由として挙げてくださった、マットな質感で、素朴で、シンプルで…というところ。これは、本当に我々がこだわりぬいて妥協せずに進めてSTONEWAREで実現させたことです。そしてリーズナブルで日常的に使えるということにもこだわったので…そういった点を気に入っていただけたのはとても嬉しく思います。

ブサト
日本で製造できるところが見つからず、ベトナムまで行って作れる工場を見つけてきたという話も伺って…本当にこだわって作られたんだなってひしひしと伝わりました。

BLUE BOTTLE COFFEE STONE MUG

竹内
実際に、こうやってコーヒーやラテが注がれているのを見ると、この落ち着いて少しくすんだ感じの絶妙な色味とテクスチャが、ミルキーなラテやコーヒーと本当に相性がいいことが分かります。

ブサト
この本体の色味を我々が指定したカラーに極限まで合わせることも、工場とやりとりを何度も重ねていただいて実現してくださって…ありがとうございました。

竹内
今回のSTONE MUGは既存のデザインをベースにして作り上げていくことになりましたが、やはりこのBLUE BOTTLE COFFEEのブランドカラーがとても重要ですから。我々も絶対に妥協することなく、現地に足を運んで指示をしました。そして、ロゴにもこだわりましたよね。

STONE MUG light blue Bottom

ブサト
ロゴのサイズと位置ですね。ただ、ロゴの存在感というよりも、ロゴが入ったマグとしての全体の雰囲気と見た目にこだわりました。

竹内
グレーモデルについては、この素焼きの素朴なテクスチャにロゴのブルーの色味と質感が本当によくマッチしてなじんでいると感じます。主張しすぎることなく、品よく、ちょうどよい絶妙なバランスです。

ブルーモデルの方は、底面にブルーのロゴが入っていますが、このマグカップの特徴の一つは底面がフラットなところです。このフラットな面に映えるデザインをしてもらえたなと、嬉しく思っています。飲むときに周囲に見せたくなるし、対面にいる人が目にしたときにかわいいと思わせることができる、ちょうどいい大きさ、ちょうどいいバランスのデザインですね。

ブサト
底面の文字やロゴの配置・サイズについては、文字の大きさやラインの入り方まで、もともとのMUGのデザインを侵さないように…ということも考えながら取り組みました。

STONE MUG gray Bottom

竹内
このSTONE MUGですが、どのように使ってもらえると嬉しいですか?

ブサト
ご自宅でのコーヒーを楽しんでいただくために作っているので、やっぱりまずは、ご自宅で使ってほしいですね。あと、ギフトとしてプレゼントしてもきっと喜ばれると思います。たとえBLUE BOTTLE COFFEEのことを知らない人でも、このマグカップが醸し出す雰囲気は気に入ってもらえるんじゃないでしょうか。なので、自分用にはもちろん、プレゼントとしてもチョイスしてもらえると嬉しいですね。

価格帯しかり、洗いやすさしかりで、デイリーユースとして気兼ねなくどんどん使ってもらえるカップだと思うので、人々の日常生活の一部になるようなかたちで、手に取る人の生活になじめばいいなと思います。

竹内
そうですよね。私もこのSTONE MUGは、BLUE BOTTLE COFFEEの色やロゴをまとってとてもステキに仕上がったので、早くたくさんの人に使っていただきたいです。

ブサト
私たちもすでに毎日使っているのですが、本当にとても良い感じです。バリスタのみんなが、このMUGを見かけると「これ、カワイイですね!」と言ってくれます。みんなが気に入ってくれていますよ。

BLUE BOTTLE COFFEE STONE MUG

竹内
ブサトさんが使ってみて感じたSTONE MUGの魅力はありますか?

ブサト
私は、マグカップを含め食器は来客などに備えて、だいたい6個セットで揃えるんです。このSTONE MUGも6個、自宅用に持っていたいなと思っています。コーヒーはもちろん、このMUGは用途を選ばないところもメリットだと思うので。これから使う人には、まずは自分用として1つ試してもらって、使い勝手の良さを知ってから、だんだんと増やしていってもらえるといいですよね。

竹内
いろんなシチュエーションで使ってもらえると嬉しいですよね。

ブサト
そして、今後このMUGだけでなく、ほかのアイテムにも広げられる展開ができたら…お客さまにも喜んでもらえるんじゃないかなと思っています。

Makiko Busato

竹内
今回、一緒にコラボレーションをさせていただいて、たいへん充実したものになったと実感しています。

ブサト
BLUE BOTTLE COFFEEの価値を理解してくださって、我々の要望を実現すべく、共にモノづくりに誠実に取り組むという姿勢がたいへんありがたかったです。

竹内
MOHEIMが追い求め実現させたSTONEWAREの世界観、それを受け入れてくださってコラボレーションが実現したことに、私たちも感謝しています。STONEWAREに新しい価値が加わって、それが世界の人たちに伝わっていくこと、伝えていけるということは本当に光栄です。

ブサト
BLUE BOTTLE COFFEEはコーヒーショップの範囲にとどまることなく、ライフスタイルブランドとして確立していきたいと考えているので、今後もMOHEIMとは「生活に溶け込むもの」を一緒に作っていければと思っています。

 



※ STONE MUGはBLUE BOTTLE COFFEEの店頭およびオンラインショップのみでの販売となります。MOHEIMでは販売しておりません。

※ HUMAN MADE 1928 Cafe by Blue Bottle Coffee、HUMAN MADE Cafe by Blue Bottle Coffeeでは販売しておりません。


About BLUE BOTTLE COFFEE

BLUE BOTTLE COFFEE

2002年、アメリカ・カリフォルニアのオークランドで、フリーランスの音楽家でありコーヒーマニアでもあったジェームス・フリーマンによってスタート。
「焙煎したてのフレッシュなコーヒー豆だけをお客さまに販売し、フレーバーが最も美味しいピーク期間に飲んでいただきたい。豆も最高品質で、最も美味しく責任をもって調達したものだけを提供する」という誓約のもと、現在では世界で100店舗以上のBLUE BOTTLE COFFEEが展開されている。

グリーンビーンバイヤー(生豆のバイヤー)が季節ごとに旬のコーヒーを吟味し、最もおいしいとされるコーヒー豆を世界中から買い付け。そのコーヒー豆が持つ個性を最大限に引き出すべく、コーヒー豆の種類に応じたレシピで自社ロースタリーで焙煎する。
焙煎後は、豆ごとに測定したピークフレーバー期間(おいしさが最も際立つ期間)内にコーヒーを楽しんでもらうよう、フレッシュな豆のみをロースタリーからカフェに配送。そして、熟練のバリスタが一杯ずつ丁寧に抽出し、風味豊かなコーヒーを届けている。

https://store.bluebottlecoffee.jp/
https://www.instagram.com/bluebottlejapan/

BLUE BOTTLE COFFEE 清澄白河フラッグシップカフェ

清澄白河フラッグシップカフェ

ブルーボトルコーヒー 清澄白河フラッグシップカフェで提供されるコーヒーは、ブルーボトルコーヒーの特徴である”SEED TO CUP”として豆の原産地から抽出に至るまで各工程にこだわったコーヒーの中でも、その季節に美味しさのピークを迎えるシングルオリジンコーヒーをメインに幅広くラインナップ。
ここでしか出会えない限定フードメニューとともに、ゆったりと楽しめる。
併設されたトレーニングラボでは、コーヒーに関する様々な内容のクラスを受けることができ、コーヒー初心者から上級者まで、何度でも足を運びたくなる空間になっている。

https://store.bluebottlecoffee.jp/pages/kiyosumi