森祐子
森祐子(編集・PR)
編集やPRで活躍する森祐子さんがBY TRAY TABLEについて語る「MOHEIM OWN STORY」。
MOHEIM OWN STORY vol.9
—— BY TRAY TABLEをご自宅に迎えてみて、いかがでしょうか?
気づけば我が家には真っ白い家具というのがなく、BY TRAY TABLEを置くことで一気に空間が明るくなったことが新鮮でした。クリアに白い天板にガラスの花器が映えて、階段の踊り場に置くと光があたってキラキラと楽しげな風景になりました。朝、花をいけ替えて色々な場所に置き換える間にも、花器を集めておいておくだけでもなんだか可愛いです。
—— 森さんのご自宅の特徴はどういったところでしょう?
自宅は部屋の区切りがない家で、どこで何をするという用途もあまり決めていないので、居心地のいい場所に移動して食事をしたりくつろいだり。陽当たりのいい場所に移動して、日向ぼっこもよくします。
—— そのように過ごされるなかで、BY TRAY TABLEを活用してくださっているのですね。
このテーブルは、ビジュアルだけでなく実際に軽いし、トレーとテーブルとして分けて使えるので、様々な場所に移動して使えて便利。陽当たりのいい場所でお茶しよう!となったら、ラグの上でダラダラするのにもぴったり。「今日はベッドで朝ごはんしちゃおう!」みたいな日にも良い。一つの家具がいくつかの用途に展開できるのは、自由で気持ちいいですね。
—— 「自由」が森さんの暮らしのキーワードのように感じます。森さんの「自分らしい空間」とはどのようなものでしょうか?
自分らしいと思う空間は、空気が通り、光の移り変わりが感じられる自由な場所。スタイルやテイストには統一感がなく、人間味があって、ものが見えている空間。拾い物、古い物、人からの贈り物、お土産。生活用品も飾りも、記憶や物語が思い浮かぶものばかり。置いてあるものは変わらなくても、置き方は日々変えます。
その時の気分に合わせて、置く場所や組み合わせが変わるとまた景色が全然違って見える。好きなものはあまり変わらないけれど、気分はどんどん変化するから「今の気分」を映し出すことができる自由のある空間が、私らしいと思います。
—— インテリアアイテムを選ぶときに大切にしていることはありますか?
インテリアアイテムを選ぶときは、「必要だから」という理由だけで急いで買うことはできるだけしないようにしています。ないと多少不便でも、これがいいと思えるまで他のもので済ませます。洗面台の鏡が、もう5年も不在です。不便ですが、生きていられます。
できるだけ好きなものと暮らしたいし、ないと困るものは、照明ぐらいでしょうか?
照明も、もしも「これぞ」というものが見つかっていなかったら裸電球で十分です。それも十分美しい。なくては暮らせないインテリアアイテムがないから、好きなものが見つかったら、どうぞ我が家へ。みたいな気持ちです。
—— BY TRAY TABLE以外にも、MOHEIMのアイテムで気になっているものはありますか?
MOHEIMのアイテムで他にも気になっているのはTIN CANISTER。入れ物好きとしてはもともと好きなアイテム。bergandyや明るいgray、navyなどの渋色があることが素敵。SWING BINも、中は見えないスマートさがあるけれど、どことなく不思議なユーモアがあるように見えるので、友人の家で見かけたときから気になっています。
—— MOHEIMというブランドについて感じることを教えてください。
MOHEIMというブランドは、総じて気取りのない朗らかさがあると感じています。今の時代は、家の中にいることで朗らかさを保つことができたほうがいいから、あまりかしこまったものや重厚なものより、軽やかで朗らかなものに囲まれているほうが、健やかなのではないかと思います。その意味で、使いやすさへの配慮がありながら、朗らかな態度を保つアイテムを次々に生み出すMOHEIMは、とても今らしいし、未来的でもあると思います。
Profile
森祐子(もりゆうこ) Yuko Mori
編集、PR。ジャンルを限らずブランドやギャラリー、個人などのコミュニケーションを企画、編集する。また、雑誌などの媒体での編集執筆も行う。
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