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VISON

Client
VISON -ヴィソン-
三重県多気郡多気町ヴィソン672番1
https://vison.jp/
Product
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VISON

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VISONとは

三重県のほぼ真ん中にある多気町に2021年オープンしたリゾート施設「VISON(ヴィソン)」。広大で自然豊かな敷地に、バラエティに富んだ施設の数々が存在しています。ショップ、マルシェ、レストランはもちろん、ミュージアムや様々なスタイルのホテルなどがあり、「癒・食・知」を軸とした体験ができるのが魅力です。

VISONのはじまりとロケーション

何をきっかけに、VISONのプロジェクトはスタートしたのか。それは2014年ごろ、多気町長が三重県菰野町の「湯の山温泉」の成功を見て「何かできないか…」と考えたのがきっかけ。薬草の町として歴史を刻んできた多気町と、三重県の山海の幸など食を掛け合わせることで生み出せるものはないか…とディスカッションを重ねて誕生したのがVISONプロジェクトだったそうです。

その敷地の広さは、なんと東京ドーム24個分。たいへんスケールの大きい話だったことから、三重に縁のある企業に呼びかけ、「三重故郷創生プロジェクト」が立ち上がり、4社共同で取り組むことになりました。

Hatago VISON Entire Building

多気町は、三重県のほぼ真ん中に位置し、「氣」は「命」を意味することから、古来より「多くの気(いのち)を育む場所」と言われてきた地。そんな豊かな背景を持つ土地であること、また、多気町が、年間約1000万人もの観光客が訪れる伊勢神宮、熊野古道などの著名な観光資源と、名古屋方面の都市部の中継地にあること…これらを踏まえ、多くの観光客が立ち寄って滞在できる大規模なリゾート施設の計画はスタートしました。

VISONは実際に、伊勢、紀勢自動車道が交わる勢和多気ジャンクション近くで、紀勢自動車道「勢和多気IC」から車で1分という立地。また、伊勢自動車道上り線の「多気ヴィソンSIC」が開通し(出口のみ)、民間としては全国でもはじめてスマートIC直結の施設に認可され、伊勢方面からは直接アクセスできるようになりました。交通の利便性が格段に向上し、ロケーションの強みはさらに高まったといえます。

VISONが目指すもの

VISONは「すべては、いのちを喜ばせるために。」をテーマに、[癒・食・知]を軸に展開しています。

「癒」を担うのは、VISONの中核となる「本草湯」。「本草学」の考えを基に、独自に調合された「本草七十二候」に沿った72種類の薬草湯が一年を通じて楽しめます。

Open-air bath Kouin 露天光陰

honzo spa 本草湯

honzo spa 本草湯

「食」では、世界一の美食の街として知られるスペイン・サンセバスチャンで人気のバルや、味噌・醤油・みりんなどのメーカー、鮨・天ぷら・うなぎをはじめとする日本食のレストランが集う和食のエリアのほか、自然豊かな環境を活かしたオーガニック農園など、100年先までも伝えたい日本が誇る食や文化が集結。

Aratz

Organic

「知」では、和食の発酵文化を学び体験できるほか、VISON内には3つのアートミュージアムがあり、人の営みに欠かせない「衣・食・住」について学ぶことができます。

mina perhonen museum entrance

hatago vison museum shop

宿泊施設「旅籠ヴィソン」の4棟のうち1棟にコンセプトルームがあり、ミュージアムとショップを展開しているのがminä perhonen。「アトリエ ヴィソン」を監修した、陶芸家・造形作家の内田鋼一氏からの声がけがプロジェクト参加のきっかけとなったそう。VISONでの店舗展開にあたって、内田氏は店舗の内装デザインにも参加しています。

VISONを運営する「ヴィソン多気株式会社」の広報担当の方はこう語ってくれました。「VISONに出店しているのは、地域の食文化や栽培、食材にこだわりぬいた飲食や物販、ライフスタイルショップ約70店舗。ナショナルチェーン店やコンビニエンスストアなどはありません。VISONを運営するテナント様と共に何十年、何百年も継続できる施設を目指しています」。地域に根付き、持続可能性を見据え、プロジェクトは今後もずっとずっと続いてゆく…と感じさせられます。

VISON night image 夜景

VISONではできるだけ山の地形に沿って建物や駐車場を分散させ、ここが一つの村であるかのような施設づくり、自然を生かした風景づくりを大切にしています。さらに特徴的なのは、施設内の看板を少なくし、明るすぎる照明が素敵な星空を邪魔しないよう照度をおさえているというところ。そこにある「風景」はもちろん、夜の「星空」にまで配慮がされていることを知ると、その夜空を満喫するため、VISONでの宿泊もぜひ体験したいものです。

VISONの宿泊施設は2タイプ。非日常が味わえる露天風呂付のヴィラ、客室と同じ広さのテラスが付いたホテル棟からなる「HOTEL VISON」と、4棟全て違うクリエイターがデザインし、各棟に1室しかない特別な客室もある「旅籠ヴィソン」です。

ロケーションが誇る自然、空気、そして景色を、時間の流れや季節の移ろいとともにゆっくり味わえます。

Villa guest room

VISON Hatago concept room

MOHEIMが選ばれた理由とその役割

このように、VISONは多気のロケーションと自然をしっかり活かし、地域に根ざすコンセプトはもちろん、各施設のデザインや細部のディテールにまで、独自の審美眼でこだわって創り上げられています。その主要な施設に、MOHEIMのデザインやアイテムが採用されました。

map sign

ⒸMOHEIM ディレクター 竹内茂一郎 + 赤坂知也建築設計事務所

本草湯では、MOHEIMがデザインしたコンセプトマップが来館者をお出迎えしています。こちらは、VISON全体の計画や意匠設計にあたった「赤坂知也建築設計事務所|ORGA-Lab」主宰の赤坂知也氏が、MOHEIMのSIGNSのデザインを評価してくださったことをきっかけに依頼を受け、制作したものです。

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HOTEL VISON room MUG

swing bin mina perhonen image

ほかにもHOTEL VISONにはSTONEWAREのMUG、「旅籠ヴィソン minä perhonen room by vison direction」にはMOHEIM + minä perhonenコラボレーションモデルのSWING BINが採用されています。

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このように、MOHEIMはVISONの様々な場所で、空間の演出やおもてなしの役割を担っています。

Hatago vison night image 旅籠ヴィソン 外観 夜

長い距離を歩いてもへっちゃらな、歩きやすい靴に履き替えて、VISONに行ってみませんか。たっぷりと時間をとって、広い敷地をのんびり歩いて、そこにある自然と空気を満喫してみてはいかがでしょう。そして、MOHEIMのアイテムやデザインも、ぜひ発見してください。

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